No. 2 理事長だより
11 月23 日、夫婦で第18 回PL聖地MBAバトン発表会にまいりました。保護者の方も大勢見えていて会場の美原文化会館はPL関係者で満員、進行係りの紹介で次から次へと舞台にとび出す中学、高校の若い生徒、さらにつづく小学校、幼稚園、その精一杯の熱演に、思わず身を乗り出す場面の連続でした。拍手と手拍子で手が痛いほどでした。可愛い園児から小学校、中学校、高校、BITs と、いろいろと工夫を凝らした衣装で登場するのを見ながら、お母様方の愛情もひしひしと感じました。園児から高校生、更にBITs のお姉さんまで揃った豪華な陣容でのバトン、こんな学校は恐らくないのではなかろうかと思ったことです。
素敵な演技、感動の2時間、おしえおやさま、ありがとうございました。
頑張ってますバトンクラブ
さて、長年、PL学園はバトンでは日本一の地位をしっかり守ってきましたが、9月のJapan Cupで中学校は1位でしたが、高校の部は惜しくも遊学館高校に優勝カップを渡しました。更に、つづく大阪大会では中学は金賞1位でしたが高校は2位で樟蔭高校に1位を譲りました。今や、どこも打倒PLを目指して必死で頑張っているのを痛感させられた出来事でした。惜敗がつづいたPL高校ですが、最近は、自主練習の時間を増やし、ミーティングを重ね、俄然、練習に熱を入れています。
今は寒くなって人数が減っていますが、9月、10月は午後4時半ごろになると総合体育館前はバトン練習をする生徒でいっぱいでした。体育館前の広いエントランスでも足りず、前の芝生から通学路まで広がって練習をしていました。時々、日差しで熱く焼けたアスファルトの上に仰向けになったりしていて、さぞ熱いだろうと思ったことです。ともかく、
学園バトン部、いま1 月の全国大会に向けて遂断って特訓中です。頑張れPLバトン!
投げてあげよう“あなたのバトン”今や世界のイチローになったシアトル・マリナーズのイチロー選手ですが、彼はバットを地面に置くとき、決して直にはおかず、グローヴの上に載せるようにして置くという話を聞いたことがあります。輝かしいヒットを叩き出してくれるバットはイチローにとっては大事な、大事な道具なのですね。
私達は物事にまことをこめることの素晴らしさを教えていただいています。ぶつぶつ文句を言いながら作ったお料理と楽しく作ったお料理では味が全く違います。何故でしょう? 私達のその時の気持ちがする仕事の中にこもっていくからですね。やり甲斐がある嬉しい話ですよね、お料理に気持ちがこもるのならバットにもそれを使う選手の思いがこもるのは当然。
とすれば、バトンの棒も例外ではないですよね。あなたの手を離れて高く舞い上がるバトンには、あなたの思いがこもっています。「バトンさん、帰っておいで、私のこの右手に!」という思いをこめにっこり笑って投げてあげましょう。
1月の全国大会での健闘を祈っています。